あなたは傘を持っていますか?
愚問でした。
もちろん持ってますよね。
ミニマリスト思考の僕にとって、手に持たなくてはならない「傘」を除外するのは当然の選択肢でした。
普段、手ぶらで歩く事で自由が増え、思考が深まるというのは雨であろうと変わりません。
「傘」は僕にとって、手に余る邪魔な物でした。
ミニマリストの中にはポンチョやレインウエアのみで傘を持たない人がたくさんいます。『Minimal&ism』の沼畑直樹さんもポンチョを愛用されています。
しかし、僕にとって「傘」は必要な物になりました。
今日は僕が「傘」を必要とした理由を紹介したいと思います。
レインウエアの耐久性
僕は登山用にレインウエアを持っていました。
モンベルのゴアテックス製品で上下で4~5万円ほどで購入したと思います。
独身の頃はスキーやスノーボード、アルプス登山に行く時などに着ていました。
しかし、自転車通勤時に30分間強めの雨に振られた時に、レインウエアを着ていたのに、下着がびしょびしょになってしまいました。
強すぎる雨に僕の5年物のレインウエアは、
役に立たなかったのがショックでした。
防水性は低下する
濡れる事を完璧に防ぐ事を諦めた時、僕は防水性も諦めました。
完全防水を謳っているレインウエアが濡れると乾かす事に時間がかかります。
ゴアテックスなどの高機能素材でも年月がたつと劣化するのはメーカーも公式に通達しています。
5,000mm、スキーやゴルフは雨、雪にさらされるので最低10,000mm以上、登山などは命にかかわるので最低でも20,000mm以上が必要と言われているそうです。上記の数値は初期の耐水圧ですので、繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しづつ低下しますので、永久ではありません。
何万円もするレインウエアも消耗品のようです。
濡れると諦める
登山でもレインウエアを着用していましたが、結局長く強い雨にはレインウエアでも対応出来ない事を知りました。
フードの隙間や縫い目、畳んだ時の折り目などからも、雨が染み込んできます。
雨が染み込んだレインウエアほど乾きにくいものはないのが僕の実感です。
濡れると諦めて速乾性のある素材を選んで服を選ぶようになりました。
参考:LIFESTYLE-FASHION カテゴリーの記事一覧 – PAPASU
折りたたみ傘を活用
晴雨兼用ポリエステル軽量コンパクト折りたたみ傘傘50cm・黒 通販 | 無印良品
結局僕は折りたたみ傘を活用する事にしました。
ウルトラライトハイキングの世界でも、防水のレインウエアを使用せずに折りたたみ傘を愛用している人が増えているようです。
購入したのは無印良品の「折りたたみ傘」。
アウトドアブランドの傘なら、もっと軽くて大きい傘もありますが、無印良品の傘を選んだ理由は3つ。
- ブランドロゴがなくシンプルなデザイン
- 黒の無地
- 防水の袋が付属している(濡れてもカバンに入れられる。)
- 近所で買える
です。
ブランドロゴがなくシンプルなデザイン
無印良品の「折りたたみ傘」は良くも悪くも無印らしいデザイン。
シンプルなデザインは僕のクローゼットのどの服にも合います。
黒の無地
僕がファッション小物を買う基準は「黒の無地」。
選択肢を限定する事で統一感も出ますし、買い物の時に迷いません。
以前はネイビーやグレー系を選ぶ時もありましたが、小物は「黒の無地」が一番僕にしっくりきました。
防水の袋が付属している(濡れてもカバンに入れられる。)
僕が傘を使う場面は限られています。
通勤時の10~20分ほど。
電車の中で濡れた傘がたくさんあって不快な気持ちになることがありますが、僕は周りの人にも配慮して畳んでカバンの中に入れています。
もちろんカバンに入れれば手ぶらで忘れ物知らずに。
そんな時、付属の袋があればカバンの中の他の荷物が濡れないので便利。
普通、折りたたみ傘には袋がついてるのがほとんどだよ。
近所で買える
いつでもフラッと行って買える場所に「無印良品」があります。
特に考える必要がなくただ「折りたたみ傘」を買う。
物を買う時に意外と見落としがちで大切なことは、気軽に買える「場所」と「値段」。
この無印良品の「折りたたみ傘」は僕の条件にぴったりでした。
まとめ
手ぶらが大好きなミニマリスト思考の僕の選んだ雨対策は「折りたたみ傘」でした。
レインウエアやポンチョの防水性は永久ではありません。
マッキントッシュのレインウエアを長年使う文化も憧れますが、僕には重たすぎました。
しばらく雨の中登山をする予定もないので、雨対策は「折りたたみ傘」で決めました。