メスティンはご飯を炊くのに最高のクッカーです。なんとお米も水の量も目分量で大丈夫です。
メスティンを使って、約1.5合分のお米を炊飯することができます。我が家のお茶碗でいうとだいたい3杯分炊くことができます。
メスティンでご飯を失敗なく美味しく炊く方法は全部で5つのステップ。
- お米を洗う
- 浸水30分以上
- 強火で沸騰
- 弱火で12分
- 蒸らし12分
たったこれだけです。水もお米も測っていません。目分量で美味しく炊くことが可能。
お米は洗ってください。僕は洗米は水を入れて軽くかき回して、2回水を変えたら終了しています。僕が子どもの頃はとぎ汁が透明になるまで洗うとか言われていました。しかし、最近では栄養分が抜けすぎてしまうのを防ぐために2回程度でじゅうぶんだそうです。簡単になるのは嬉しいですね。
しっかり水につけて芯までふやかして強火で沸騰させて、あとは弱火で12分。あとはしばらく置いておけばいいのです。弱火で12分の、「12」という数字だけ覚えていれば、あとは簡単に炊飯することができます。
では実際にメスティンでご飯を炊いてみたいと思います。
お米を洗う

メスティンでだいたい1合くらいのお米をすくいます。
目分量で構いません。もちろんしっかり測りたい方は計量カップを使ってください。持っていないので、いつもメスティンで適当にすくっています。

2回水を入れ替えて洗ったら、だいたいお米から水面まで、人差し指の第1関節の下くらいの分量の水を入れます。何回かメスティンで炊飯をしていたら、水加減も目分量で美味しくたける水の量がわかるようになります。

浸水30分以上

洗ったお米に人差し指の第1関節の下くらいの分量の水を入れたら、蓋をして30分以上浸水させます。夏は30分で冬は2時間くらい浸水させるのが良いと言われていますが、暖房の効いた現代の室内では30分くらいでもじゅうぶんだと感じています。
強火で沸騰させる
浸水させたらそのまま強火にかけて沸騰させます。火にかける前に蓋を開けてみてみると、お米に水が吸われて減っていますが、水は足してはいけません。そのまま炊かないとべちゃべちゃになってしまいます。赤子泣いても蓋とるなです。※用途が違います。


弱火で12分

強火にかけて吹きこぼれてきたらすぐに弱火にします。この時に吹きこぼれがひどく蓋が外れることがありますので、重しを乗せておくと良いでしょう。
重石を使っても良いですし、フライパンでも水を入れたクッカーでもレトルトカレーでもなんでも良いです。
蒸らし12分
12分経過したら火を止めて蒸らします。
タオルでも手拭いでも寝袋でも良いので、メスティンを包んで反対にひっくり返しておきます。直接メスティンに触れると火傷しますので注意してください。
この時にメスティンに吹きこぼれの汚れが焦げたりしてススがついていることがありますので、包むためのタオルなどは汚れても良いものを使いましょう。
汚れるのが嫌ならキッチンペーパーなどで最初に包んでも良いです。また別にひっくり返さなくても炊き上がりに変わりはないと思いますが、そこまで手間でもないので、僕は毎回ひっくり返していますね。

メスティン炊飯完成
まとめ

炊飯器なしで、メスティンを使ってご飯を炊くことは慣れれば簡単です。弱火で12分さえきっちり守れば、あとはだいたいで大丈夫。
熱伝導の良いアルミクッカーであるメスティンは炊飯したあとの洗浄もしやすいのでおすすめです。
追伸

当たり前ですが、メスティンは炊飯器のように保温機能がありません。
食べきれない場合は保存容器に入れて冷蔵庫へ。電子レンジで温め直せば炊きたての美味しさ。びっくりしましたが、レンジでチンしたあとの方が炊きたてよりも美味しいと思ったほど。
目をつぶって食べたら誰もが混乱するほど美味しく保存できるのは、「iwaki(イワキ) 耐熱ガラス 保存容器 アクアブルー 角型 S 450ml ×4個セット ごはん 1膳 パック&レンジ」
もし炊飯器を使っていないなら検討してみては?