普段の生活で当たり前のように使っているタオル。ミニマリスト人気で「手ぬぐい」の速乾性やコンパクトなどのメリットが注目されました。
「手ぬぐい」は確かに薄くてすぐに乾きます。
しかし「タオルの代わりに使うには吸水性が少なすぎないかなぁ?」と、なかなか「手ぬぐい」のメリットよりデメリットが気になるあなた。
今日はそんなあなたに「手ぬぐい」のメリットを紹介したいと思います。
タオルってすごい
手ぬぐいを紹介するのに「タオルってすごい」ってどういうこと?と思った人もいるでしょう。しかし「手ぬぐいの良さ」を確認するには、「タオルの良さ」を理解することが大切。
あなたもご存知のように、タオルは吸水性抜群。お風呂上がりに洗いたてのバスタオルで身体を拭くと、あっという間に身体の水分を乾かしてくれます。
あなたの家を探せば、いたるところにタオルが見つかるはず。
- 大判バスタオル
- 小さなバスタオル
- スポーツタオル
- ハンドタオル
- ハンカチタオル
など。今では生活に欠かせないタオル。
ここまでタオルが進化したのは、やっぱり「タオルってすごい」から。
しかし、タオルにも便利ゆえにデメリットもあります。
タオルのデメリット
タオルのデメリットは
- サイズがまちまちで種類が多いこと。
- 濡れたらめちゃくちゃ重たくなる。
- 渇きが遅いから雑菌が繁殖しやすい。(生乾き時の匂い)
サイズがまちまちで種類が多い
先ほど書きましたが、タオルってめちゃくちゃ種類が多いですよね。
ざっと箇条書きにしても5種類。
- 大判バスタオル
- 小さなバスタオル
- スポーツタオル
- ハンドタオル
- ハンカチタオル
しかもこの5種類の中でもメーカーによって微妙なサイズの違いがあります。スーパーのタオル売り場はまさに「タオルのるつぼ」状態。サイズがまちまちだと畳み方も収納も工夫が必要。
自宅のタオルの種類はせめて2種類くらいにするのがおすすめ。
我が家は「ハンドタオル」と「ハンカチタオル(子供のポケット用)」の2種類を使っています。
ハンドタオルは、洗面所やキッチンやお風呂上がりに使用しています
どうしてお風呂上がりにタオルを使っているの?手ぬぐいは?と思いますよね。僕も1人暮らしなら手ぬぐいのみの生活をしますが、お風呂上がりで子どもを急いで拭く時には、タオルを使ってサッと拭く方がいいと思ったからタオルを使用しています。
タオルは濡れたらめちゃくちゃ重たくなる
バスタオルを濡らして振り回したら、それだけで武器になるくらい重くなります。
吸水性が良いということは、たくさんの水を含むということ。
洗濯機の大きさの基準は洗える物の「数」ではなく「重さ」。
洗濯機にとって何枚ものバスタオルを洗うことは負担になります。
我が家のように家族が5人いればバスタオルだけで洗濯機がいっぱいいっぱいに。
バスタオルを何枚もベランダに干すのも大変。タオルを使うにしても小さなサイズにして家族みんなが使うタオルの重さに注目する事も大切です。
渇きが遅いから雑菌が繁殖しやすい。
タオルは吸水性が良いので、たくさんの水を含みます。もちろんそれはメリットでありますが、渇きが悪いというデメリットが生まれてしまいます。
渇きが悪いということは、生乾きになりやすく雑菌が繁殖しやすいということになります。雑菌は嫌な臭いの元になるので生乾きの臭いがしやすくなってしまいます。
僕は今まで、生乾きのタオルの匂いがめちゃくちゃ好きって言っている人に会ったことはありません。
身体を拭くには最高のフカフカな大きいバスタオルは、とくに乾きにくいことを覚えておきましょう。
手ぬぐいのメリット
タオルのメリット・デメリットがわかったら、
次は「手ぬぐい」のメリットについて理解しましょう。
手ぬぐいのメリットは何と言っても
- すぐに乾く
- コンパクトで軽い
- 洗うほど柔らかくなる
すぐに乾く
手ぬぐいは本当にすぐに乾きます。使ってそのまま室内に干していればいつの間にか乾いています。すぐに乾くということは、雑菌が繁殖しないで生乾きの臭いを防ぐことができます。
1人暮らしなら、トイレのタオルを手ぬぐいにしていたら、トイレのたびに乾燥した手ぬぐいを使うことが出来るくらい、すぐに乾きます。
コンパクトで軽い
旅行や銭湯にいくときなどに、タオルの代わりに手ぬぐいを持っていくと荷物がめちゃくちゃ少なくなります。
僕の場合は、子どもたちを連れてスーパー銭湯に行くときには、ハンドタオルと一緒に手ぬぐいを必ず持っていきます。
温泉の中に持って入るのがタオルではなく手ぬぐいです。
身体は手で洗いますが、脱衣所に戻る時に、自分と子どもたちの身体の水分を拭くのに、手ぬぐいを使います。
タオルだと水を含みすぎますが、手ぬぐいであれば、1枚でも絞りながら何人分のでも身体の水分を拭くことができます。
着替える前にハンドタオルで仕上げに拭けば大人1人、子ども2人拭いても、タオルが重たくなるほど水分を含んだりしませんでした。
洗うほど柔らかくなる
手ぬぐいを何回も洗濯していくと、どんどん生地が柔らかくなっていきます。
使い心地がよくなっていきます。
タオルの場合はなかなかフワフワの状態にするのは大変ですが、手ぬぐいの場合は普通に洗って干すだけで柔らかくなって、誰の物でもない自分の道具になります。
色が薄くなった手ぬぐいは愛用したしるし。
長く使いたい道具です。
まとめ
ミニマリスト思考の我が家の「手ぬぐい」の使い方を紹介しました。
僕の場合は子どもの身体を早く拭くためにお風呂上がりにハンドタオルを使っていますが、1人暮らしなら「手ぬぐい」を使うでしょう。
全て手ぬぐいにする必要はありません。
ミニマリスト生活の本質は「物を減らす」ことが目的ではなく、自分にとって快適な生活、幸せな生活をみつけ、そのために必要な物だけで生活すること。
今使っているタオルから「手ぬぐい」に。
少しずつ、「手ぬぐい生活」試してみてはいかかでしょうか?
追伸
剣道用の面手ぬぐい:W100×H33cm 面手ぬぐい:W90×H33cm
手ぬぐいのサイズは大きく分けて2種類あります。
普通の手ぬぐいは小さすぎると感じるなら、剣道用の「面手ぬぐい」を使ってみてはいかかでしょう。
長さが10㎝長くなっただけですが、コンパクト差はほぼそのままで、使い勝手が向上します。