出来るだけ最小限の装備、すなわちウルトラライトな装備で山登りをすることは、重装備と比べると身体に羽が生えたように軽くなり、山と人生を楽しめます。
重い荷物をやめて軽量な装備にすると身体だけでなく心も軽くなります。
今日はウルトラライト思考の僕が、『山でコーヒーを楽しむ道具』を紹介します。
山コーヒーの最小限の道具たち
僕が山でコーヒーを楽しむために持っていく道具たちです。
- スノーピークの『チタンシングルマグ450』
- イーピーアイガス(EPIgas) シングルチタンマグカバー T-8113
- TOAKSの『チタンサイフォンアルコールストーブ』
- メタルマッチ(ファイヤースターター)
- 燃料用アルコール 120ml
- ソロストーブライトの五徳
- コーヒー(ブレンディ)
- ポーターの『タンカーウエストバック』
スノーピークの『チタンシングルマグ450』
ウルトラライト系のたくさんの媒体で紹介され、全てのウルトラライト思考の人が購入を検討するクッカー、それがスノーピークの『チタンマグ450』です。
容量は450ml。
コーヒーを沸かすのに必要な量は200mlほどです。
またカップラーメンを作るのに必要なお湯の量は約300mlですので、スノーピークの『チタンマグ450』があればカップラーメンを楽しんでから、食後にコーヒーを楽しむこともできます。
イーピーアイガス(EPIgas) シングルチタンマグカバー T-8113
スノーピークの『チタンマグ450』用の蓋として、一緒に多くのウルトラライト系の媒体で紹介されるのは、イーピーアイガス(EPIgas) の『シングルチタンマグカバー T-8113』です。
まるで専用に作られたのかと勘違いしてしまうほど、ピッタリ。
そなえつけの家具の様に収まっています。
TOAKSの『チタンサイフォンアルコールストーブ』
お湯を沸かすのに必要なアルコールストーブはTOAKSの『チタンサイフォンアルコールストーブ』で決まりです。
ウルトラライト系の本ではアルコールストーブの自作を勧められていましたが、僕は3年ほど自作のアルコールストーブを愛用してから、TOAKSの『チタンサイフォンアルコールストーブ』に落ち着きました。
チタン製で自分では全く作れない低燃費でした。
詳しくは《TOAKS チタンサイフォンアルコールストーブ』自分では作れないクオリティ。」》で紹介してます。
メタルマッチ(ファイヤースターター)
マットやライターは湿ってしまうと山では命取りです。
簡単に火を起こせる道具としてメタルマッチ(ファイヤースターター)を1つ用意することをおすすめします。
濡れたとしても水を拭けばすぐに火花をおこすことが出来ます。
燃料用アルコール 120ml
TOAKSの『チタンサイフォンアルコールストーブ』の燃料は普通に薬局で売っている燃料用のアルコールです。500mlで約400円ほどで売っています。
燃料用アルコールのボトルは大きいので、コンビニで買ってきか乳酸菌飲料の空のボトル120mlに入れて持って行きます。
燃料用のアルコールは、我が家の近くの薬局には売っていないところもありましたが、違う薬局では売ってました。
調べたところ、Amazonで3本セットがプライムで売ってますね。1本だと送料がかかるのでAmazonで買うなら3本セットがおすすめです。
僕はウルトラライト思考だからといって、全ての商品をウルトラライトな商品を使用している訳ではありません。
物や道具を集めることは楽しいですが目的ではありません。
大切なことは『山でコーヒー』を楽しむことです。
ウルトラライト系の五徳や風防よりも少々重いしかさ張りますが、元々持っていて五徳として使える道具が我が家にはあるのでこれで十分です。
コーヒー(ブレンディ)
『山でコーヒーを楽しむ』と聞いて挽きたてのコーヒーを思い浮かべる人もいると思います。
実は我が家にある道具で出来なくもないというか、以前はコーヒーを挽いてドリッパーも持っていって楽しんでました。
ですが、最近は簡単に1杯分のインスタントコーヒーを持っていくことが増えました。
きっかは子どもたちとのキャンプです。
子どもとキャンプしている時に嗜好品のコーヒーをゆっくり飲む時間はなかなかありませんでした。
僕がキャンプでしたいことは
- 子どもたちとたくさん遊ぶこと
- 何も考えずにゆっくりすること
です。
そんな時さっとお湯で溶かせば飲める美味しいコーヒーがあれば楽しめることを知ったのです。
山でコーヒーを挽いて焚き火でお湯を沸かしてという行為を楽しむ人には向きません。
僕の様にお湯を沸かす行動まで楽しんでインスタントコーヒーを飲むのも、無限にある山でのコーヒーの楽しみかたとして参考にしていただけたらと思います。
ポーターの『タンカーウエストバック』
今まであげた道具をポーターの『タンカーウエストバックL』に入れて行きます。
普段から使っているバックです。
以前は登山系のカバンも使っていたのですが、これくらいの装備なら山用ではなくても大丈夫です。
ポーターのタンカーシリーズは丈夫ですしそこそこ軽く普段に山に大活躍しています。
装備を全てスノーピークのメッシュバックに入れてカバンに収納します。
中に入れた様子です。
まだまだ入ります。
まだまだペットボトルにTシャツに短パンにタオルまで入ります。
まとめ
ウルトラライト思考の僕の『山でコーヒーを楽しむ道具』を紹介しました。
家にある道具でできるだけ最小限の荷物でコーヒーを楽しむ。
楽しみかたは無限大です。
1g単位の軽量化を求めるのもよし、最高のコーヒーを挽いてドリップしてもよし、ゆったりした時間を楽しむもよし、正解はありません。
ただ、自分だけのスタイルを持って人生を楽しもうと思います。
追伸
山にも旅にも持って行きたくなるコーヒードリッパーを買いました。家でも楽しめるコーヒーの道具はこちらです。