【HHKB Professional HYBRID Type-S レビュー】ミニマリスト、35000円のキーボードを買う。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英一 HHKBより

あなたはキーボードは何を使っていますか?あまり気にせずに数千円のキーボードを使っている人もいるでしょう。そもそもノートパソコンを使っているので、キーボードは持っていないという人も多いでしょう。僕も以前はキーボードはなんでもいいと考えていました。

そんな僕がキーボードに35,000円以上もかける事になるとは思いもしませんでした。しかし今では35,200円で購入した「HHKB Professional HYBRID Type-S」に夢中。

キーボードの世界には「エンドゲーム」という言葉があります。各々が求める最高のキーボードを探す旅。様々な機種を試したり、満足できなければ自作したりすることもあるキーボード。僕はついに見つけたかもしれない。

HHKB Professional HYBRID Type-Sを選んだ理由

2019年12月10日に発売されたHHKBの新シリーズのキーボード。僕はその中でも最高峰のフラッグシップ機の「Professional HYBRID Type-S」を購入しました。値段は35,200円。

なぜ僕が高価なHHKBの「Professional HYBRID Type-S」を買ったかというと、一生使えるのなら決して損ではないのではないかと考えたからです。

2015年からMacBookを愛用して、今は2台目となるMacBook Air(2018)をメインマシンとして使っています。基本的にブログを書くことや確定申告のための収支を計算するために使用しています。

MacBook(2015)はバッテリーやキーボードの不具合があり修理に出さなくてはならないタイミングで買い換えました。MacBookの買い替えは少なからず僕にショックを与えました。MacBookの使いやすさはとても気に入っていたので、たった3年でバッテリーが消耗しキーボードの不具合が出るなんて。

僕は気に入った物は長く使い続けたいと考えている人間です。身の回りの物に対してはだんだんと一生物で固めて行きたいと考えています。

なぜなら僕には世界で暮らす夢があるからです。

本当に必要な物だけを持って世界中を執筆しながら旅して暮らす。そんな生活を夢に見ています。子育ての期間が終われば日本を飛び出して様々な文化を学ぶつもり。

そこは窓からアドリア海の見下ろせる屋根裏部屋かも知れませんし、東京の娘のマンションの隣かも知れません。どこにいくかはわかりませんが、今のように住居は安定しないでしょう。今は子育てをするために住居を固定して生活しています。

今の日本は注文すればほとんどなんでも次の日に届いてしまうようになりました。便利な世の中になりましたが、世界で暮らすとなるとどこでも日本のようにすぐに宅急便が届くとは考えられません。

日本に住んでいる間にバックパックに入る荷物を厳選する必要があります。

世界中どこにいても生活を安定させてくれる厳選された荷物の中に「HHKB Professional HYBRID Type-S」が入ります。

パソコンは消耗品ですので、「Time Machine」でバックアップをしたデータさえあれば、どこでも新たに購入して作業ができます。しかし執筆作業を続けていくためには、自分の手足と同じくらいキーボードが大切になります。イチローのバットのように、タイガーウッズのスコッティキャメロンのように、ヘミングウェイのモンブランの万年筆のように、僕は自分専用の筆記用具として「HHKB Professional HYBRID Type-S」を持ち歩きます。

HHKB Professional HYBRID Type-S レビュー

「HHKB Professional HYBRID Type-S」の箱の中身はシンプルで、本体に単三電池2本と取扱説明書が入っています。

本体を取り出します。

僕が選んだのは「HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列 墨」です。初めて英語配列のキーボードを購入しました。

その理由は

  • ホームポジションが中央より
  • 「Enter」「BS」キーが右手の小指で簡単に届く ※「Delate」を「BS」に設定変更が必要
  • キーが少なくてシンプル

だからです。

新しいHHKBのフラッグシップモデルである「HHKB Professional HYBRID Type-S」はBluetoothとUSB(TypeーC)接続の両方に対応しています。

単三電池を入れる

電力はリチウムイオンバッテリーではなく、電池方式。単三電池2本が必要。「HHKB Professional HYBRID Type-S」はエネループが使用可能ですので、新しくエネループも購入しました。

「HHKB Professional HYBRID Type-S」がバッテリー方式を採用せずに電池式にした理由はただ一つ、バッテリーの寿命より本体の寿命の方が遥かに長いからです。単三電池を採用する事で、どこでも電池交換が自分で簡単にできます。

僕が「HHKB Professional HYBRID Type-S」を選んだ大きな理由の一つ。

電池カバーを開けて、電池を入れます。

電池がなくなれば有線(USBーTypeC)で接続できます。しかし、USBーTypeCのポートがキーボード上部にあるために、いわゆる「尊師スタイル」で使用するにはコードが画面に干渉してしまい邪魔になってしまいます。

使用するならL字型のコードを用意した方が良さそうですね。

角度調節

キーボードの角度調節は3段階設定できます。

フラットな状態
1段角度を上げた状態
もっとも角度をつけた状態

僕は1番上の画像のフラットな状態で使用しています。テーブルや椅子の高さが変わればキーボードの傾きを変更するかも知れませんが、ほとんどがそのまま使う事になるでしょう。傾きを変更しない方が長く使えるような気がするからです。

「HHKB Professional HYBRID Type-S」本体の設定

「2」と「3」をONにしました。

Macシリーズで使用するために「HHKB Professional HYBRID Type-S」の本体の設定します。

背面にスイッチパネルがありますので、開けてスイッチを設定します。

「2」をONにする事でMacで使用するのに適した設定になります。「Fn」を押しながらのショートカット(Vol_ Up等)が使えるようになります。

「3」をONにする事で「Delete」が「BS」になります。僕の場合は「Delete」よりも「BS」の方が良く使うのでこの設定にしています。

じゃあ「Delete」は使えなくなるの?と心配する人もいるかも知れませんが、「Fn」+「〜」(「Delete」のひとつ上のキー)で使えるので心配はありません。

僕はしていませんが、「HHKB Professional HYBRID Type-S」はキー配列切替ツールもあります。今のところWindowsでしか設定できないのですが、1度設定すれば、「HHKB Professional HYBRID Type-S」本体に記憶されるので、Macや他の機種でもそのままの設定で使う事が出来るようです。
https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/tooldownload.html

MacBook Airにドライバをインストール

Macドライバーをインストールする必要があります。

僕のメインマシンはMacBook Air(2018)。「HHKB Professional HYBRID Type-S」をMacシリーズで使うにはドライバをインストールする必要があります。

ドライバインストールはこちら
https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/macdownload.html

自分の使っているMacシリーズのOS用のドライバをダウンロードしてインストールしましょう。

まとめ

MacBook Airのキーボードの上にのせる「尊師スタイル」

「HHKB Professional HYBRID Type-S」を購入したので、簡単な開封と設定のレビューをしました。

毎日使い続けていますが、最初の違和感はなくなり、だんだんと自分の手足のような感覚になってきました。もうキーボードを買い換えるために調べる事をする必要がなくなりました。まさにエンドゲーム 。

パソコンは消耗品でキーボードは一生モノ。一生このキーボードで戦っていくつもりです。


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