もしあなたがMacを使って文章を書いている時にマウスやトラックパッドなどをなるべく使わずにキーボードだけで入力したいなら、この記事はとても役に立つかも知れません。僕はいわゆる「尊師スタイル」というMacBookのキーボードの上にBluetoothキーボードを置いて文章を書いています。
キーボードを自分専用の物を常に使用する事で、パソコンが変わっても接続さえできればいつでも同じように文章を入力する事ができます。
しかし問題はキーボードをMacBookの上に置いて作業をするとキーボードの高さ増えて、手首に負担がかかります。
僕は毎日数時間多くて、10000文字程度は入力するので、少しでも楽に文章を書けるようにしたい。そこでパームレスト自作して使っているのですが、パームレストを使うとトラックパッドが使えなくなります。
MacBookシリーズを使っている人にとって、またトラックパッドを使っている人にとっては、致命的。
マウスや外付けのトラックパッドを購入することも考えましたが、文章を書く事に集中するためにもキーボードのみで文章を快適に書けるようにショートカットを活用することしました。
文章をキーボードで書きながら、マウスやトラックパッドを使う事なく、つまりホームポジションを崩す事なく文章を書き続ける事ができれば、あなたの文章はより生き生きとした文体になるはずです。
- 1 ショートカットキーとは
- 2 Macのショートカットキー:基礎6選
- 3 Macで文章を書くなら覚えておくと便利なショートカット11選
- 3.1 control + A:行または段落の先頭に移動します。
- 3.2 control + E:行または段落の末尾に移動します。
- 3.3 control + F:1 文字分進みます。
- 3.4 control + B:1 文字分戻ります。
- 3.5 control + P:1 行上に移動します。
- 3.6 control + N:1 行下に移動します。
- 3.7 control + K:現在のカーソルから行末までのテキスト消去
- 3.8 control + H:挿入ポイントの左側にある文字を削除
- 3.9 control + D:挿入ポイントの右側にある文字を削除
- 3.10 control + K:カタカナ
- 3.11 control + J:ひらがな
- 4 まとめ
ショートカットキーとは
マウスやトラックパッドを使わずキーボードのキーを組み合わせて操作を行うことです。
もっとも有名なショートカットキーはWindowsの「Ctrl」+「C」でしょう。Macでは「command」 +「C」。あなたもご存知の「コピー」です。
コピーしたい箇所を選択して、「Ctrl」を押しながら「C」を押して同時に離すことでクリップボードにコピーする事ができます。
マウスの右クリックで使用している人もいるかもしれませんが、ショートカットキーを覚えるだけで作業効率が格段に上がります。
Macのショートカットキー:基礎6選
まずはショートカットキーの基礎を6つ紹介します。「コピー」や「ペースト」は覚えている人も多いと思いますが、ぜひ「直前の動作を取り消す」と「直前の動作を取り消すを取り消す」も一緒に覚えてください。
command + C:選択された範囲のコピー
もっとも有名なショートカット。コピー。クリップボードに選択された範囲をコピーします。「copy」の「C」を使っているのでまず覚えましょう。
command + X:選択された範囲の切り取り
選択された範囲を切り取りクリップボードに保存します。キーボードの「C」の隣の「X」を使います。
command + V:コピーや切り取られたものを貼り付け
クリップボードの内容を貼り付けします。キーボードの「C」の隣の「V」を使います。
command + Z:直前の動作を取り消す
直前の動作を取り消します。全選択をして間違って全消去してしまった場合でも、このショートカットを使う事で元に戻せます。
command + shift + Z:直前の動作を取り消すを取り消す。
直前の動作を取り消すを取り消す事ができます。ショートカットに「Shift」を付け加えると反対になるショートカットがあります。一緒に覚えておきましょう。
command + A:項目をすべて選択します。
項目を全て選択します。「All」の「A」を使うと覚えましょう。
Macで文章を書くなら覚えておくと便利なショートカット11選
Macで文章を書いているのなら覚えておくと便利なショートカットを紹介します。ここに書いてある以上にたくさんのショートカットキーがあるのですが、取り合えあずここの11のショートカットを覚えるだけでも作業効率がかなり上がります。
左手の小指で「Control」を押しながら他の指でクリックします。
僕のキーボードは矢印キーがないのですが、ショートカットキーを覚える事で矢印キーがあった時よりも効率よく文章を書けるようになりました。
control + A:行または段落の先頭に移動します。
行または段落の先頭に移動します。僕はアルファベットの先頭の「A」を使うと覚えています。
control + E:行または段落の末尾に移動します。
行または段落の末尾に移動します。「End」の「E」を使うと覚えています。
control + F:1 文字分進みます。
1文字分進みます。「→」の動き。「Forward(前へ)」の「F」を使うと覚えています。
control + B:1 文字分戻ります。
1 文字分戻ります。「←」の動き。「Back(後ろ)」の「B」を使うと覚えています。
control + P:1 行上に移動します。
1 行上に移動します。「↑」の動き。僕は「Up」の「P」を使うと覚えています。
control + N:1 行下に移動します。
1 行下に移動します。「↓」の動き。僕は「Down」の「N」を使うと覚えています。
control + K:現在のカーソルから行末までのテキスト消去
現在のカーソルから行末までのテキスト消去します。行を全て消去したい時に「Control」+「A」とコンビで使います。覚え方は「消す(Kesu)」の「K」で覚えていますが、他にいい覚え方があるのでしょうか?
control + H:挿入ポイントの左側にある文字を削除
挿入ポイントの左側にある文字を削除します。つまり「Backspace」。僕は使っていません。「Delete」を「Backspace」に変換して使っているからです。僕が覚えるなら「左(Hidari)」の「H」。JIS規格のキーボードを使っていて「Backspace」が遠くホームポジションが崩れるなら、このショートカットキーを使う方が便利。
control + D:挿入ポイントの右側にある文字を削除
挿入ポイントの右側にある文字を削除します。つまり「Delete」。「Delete」の「D」を使うと覚えています。
control + K:カタカナ
入力中の文字をカタカナにします。Windowsの「F7」。「カタカナ(Katakana)」の「K」を使うと覚えました。
control + J:ひらがな
入力中の文字をひらがなにします。「さいたま市」など固有名詞がひらがなの時に漢字に自動変換してしまうのでたまに使います。「K」の隣で覚えています。
まとめ
僕がMacで文章を書く時によく使っているショートカットとその覚え方を紹介しました。
1度覚えてしまえばあとは簡単に使いこなす事ができます。特に矢印キーを使わずにショートカットキーを使用する事で作業効率がかなり上がりました。
もしあなたがMacで文章を書いていこうと考えているなら、ショートカットを覚えて使って見てはいかかでしょうか?
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