『贅沢な暮らし』をしたいなぁ。
実際に口には出しませんが、贅沢な暮らしをしたいなぁと心の中考えたことは1度や2度ではありません。
誰もが『贅沢』な暮らしに憧れているのではないでしょうか?
しかし、贅沢を辞書で調べてみると。
『贅沢』とは
必要以上のお金や物を使うこと
お金や労力などを多くかけていること
三省堂 大辞林より
など、お金に関する記述が多いです。
僕が考える贅沢な暮らしも以前はたくさんのお金を使うことを想像していました。
しかし、物を減らしミニマリストな生活を始めると『贅沢』に関するイメージが変わってきたのです。
誰にでも出来る『贅沢な暮らし方』を子どもに伝えたい。
僕の子どもたちが将来大人になった時、膨大な数の広告が物欲を刺激してきます。
必要以上にお金を使いすぎないように、今からお金を使わない『贅沢な暮らし』を少しづつ伝えて行こうと考えています。
人間は慣れる生き物
人間の欲求は果てしなく強い。
必要以上のお金をかけて物を買ったり高級レストランで食事をしても2回目、3回目と続いていくと満足感はどんどん減っていってしまいます。
さらにお金をかけるようになってしまうのです。
ビートたけしさんは以前テレビで、
「1500万円で腕時計を買ったけど、次にお店に行ったら限定の3000万円の時計を勧められた。」
と言ってました。
腕には1500万円の腕時計をしているのに、その時計が急に見すぼらしく見えたそうです。
お金で買った物の価値はさらに高価な物の前では見すぼらしく見えてしまいます。
理想の『贅沢な暮らし』
僕が考える『贅沢な暮らし』とはゆっくり過ごす時間です。
早朝、ランニングをしてからシャワーを浴び、コーヒーを手でゴリゴリと炒り香りを楽しむでからお気に入りのマグに注ぐ。
本物のバターを塗ったグリルでカリカリ焼いた食パン。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら新聞を隅から隅まで読む。
子どもに伝えたいのは、お金よりも時間の使い方。
お金ではなく時間を贅沢に使う生活。
季節の物をシンプルに食べる
シンプルライフ系の本をたくさん出されているドミニック・ローホーさんはその著書の中季節の新鮮な野菜を食べる贅沢について書かれています。
新鮮なトマトを値段を見ずに買うことが贅沢
『シンプルだから、贅沢』より
新鮮なみずみずしいトマトはそのまま食べるだけでとても美味しく、僕も富士山キャンプに行った時は、道の駅で採れたてトマトを買うことが楽しみの1つになっています。
また新鮮な魚を七輪で焼いて食べることも手の届く最高の贅沢です。
最近ではバーベキューをしてもお肉よりも新鮮な魚を塩で焼いて食べることの方が多くなりました。
真っ赤に燃えた備長炭の強火の遠火で焼いた新鮮な白身魚が最高のご馳走になります。
まとめ
お金で買った贅沢はすぐに慣れる。この事実を子どもに伝えることは、とても大切な親の役目だと考えています。
しかし世の中は膨大な費用をかけて作られた広告があふれています。
高価な物やお金を使うことで幸せになれると錯覚してしまいます。
子どもが大人になった時に困らないように、学校では教えてくれないお金の使い方。
必要以上にお金をかけない『贅沢な暮らし』をシンプルに伝えることが親の役目と考えています。
将来子どもたちが幸せに暮らせますように。