たくさんの物が必要な剣道をはじめた理由。

今日は5時に起きました。気温は20℃。曇。いつもの朝。

日曜日の今日は朝からサッカーの練習に行きます。午後からは剣道の稽古にいきます。忙しい週末。サッカーは野球ほどではないにしても道具が入ります。もちろん剣道もたくさんの物(防具)が必要です。ミニマリストにとって物を最小限にして生活しているのですが、たくさんの物が必要な剣道をしています。

今では我が家にたくさんの物があるようになってきました。ですが、ほとんどの物が僕たち家族にとって必要な物です。きちんと制限をかけて物が増えすぎないように注意しています。

進級して子どもたちの学年が上がれば、使わなくなった教科書やノートなどは処分していきます。作品なども持って帰ってきますが、一定期間飾ってからは処分しています。処分する基準は埃が被ってきたら。写真をとって処分する物もあるし、写真をとらずに処分することもあります。

なんでも置いておくスペースも管理する時間もないからです。物に時間を取れるよりは日々の生活で子どもたちと接している時間を大切にしたいと思います。

一緒にサッカーの練習に行ったり、一緒に剣道の稽古をしたりします。

僕は生まれてこのかた剣道をやったことがなかったのですが、2年前に長男と一緒にはじめました。

当時から長男はサッカーをしていたのですが、近所の剣道教室で学校の友だちが剣道を習っているのを聞いて「剣道をやらせて欲しい」と言いました。調べてからすぐに見学に行きました。そしてそのまま入会してきました。

迷いはなかったです。だって長男が自ら何かをしたいと言いだすことは、かなり珍しいことだったから。サッカーの練習の時間とも少しずれてなんとか通えそうなのも、一歩踏み出す理由になりました。

しかし何度か剣道の稽古に長男と通っていると剣道の先生が僕に向かって「剣道を初めてみないか」と声をかけてくださいました。僕はその時、道場の椅子に座って村上春樹著の新刊『騎士団長殺し』を読んでいました。稽古をみながら読書の時間に当てていたのです。

僕は剣道をやったことがないので、もちろん驚いてお断りしました。「やったことないので無理です」と。

しかし剣道の先生は僕を見かける度に声をかけてくださいます。「剣道初めてみないか」「初めての方が変な癖がついていなくて上達が早いぞ」などなど。

だんだんと僕も剣道を初めてもいいかなぁと思いはじめます。もちろんたくさんの物(防具)がいることは知っています。結構その防具が高価であることも知っていました。

剣道をはじめると自宅が物で溢れるなぁと思いました。しかし長男と一緒に剣道をはじめるには子育てにとってもいい機会です。サッカーは僕が中学高校と部活動でしていたので、ある程度経験があります。小学生のサッカーの試合ではいくらでもアドバイスができます。

しかし、剣道は全くやったことがありません。

長男はもう2ヶ月前から初めて先輩です。一緒にはじめたらサッカーとは違ったコミュニケーションを取れるのではないかと考え剣道をはじめることにしました。

最初はジャージを着て、小学1年生に混じって声を出すことからはじめました。これがめちゃくちゃ恥ずかしい。周りは2年生にもなるとすでに剣道着を着て稽古しています。剣道着を着ていなくて稽古しているのは2人の小学1年生と小学2年生のうちの長男。また新しく入った小学4年生1人です。

初心者の大人は僕1人。

周りには剣道教室に通ってくる生徒の親が椅子に座って談笑しています。

その中で大きな声で「面!面!面!」と言います。恥ずかしがっては長男と同じです。父として大きな声で稽古している姿を見せなくては剣道をはじめた意味はありません。ミニマリストになり見栄を捨てていたことが助けになりました。

サッカーの練習を連れて行ったり、剣道の稽古を一緒にしたりするのは子育てにとってどんな意味があるのかはわかりません。もしかしたら子どもたちにとってはなんの意味もないのかもしれません。

剣道着も買わなくてはならない。竹刀も買わなくてはならない。防具だって揃えないといけない。たくさんの物が必要です。しかし僕はきっと僕が一緒に剣道の稽古をはじめることで何か大きな意味があるはずだと思い、剣道の稽古をはじめました。

全くの初心者ではじめた僕は長男を追い越し去年の年末に初段審査に合格しました。

今では次男も剣道を初めて、3人分の剣道の道具で部屋があふれかえっています。しかし今は子どもたちの成長のために必要な物とて所有しています。

簡単に言えば物を持たないのがミニマリスト生活ですが、必要な物を必要な時期に持つことは当然です。なんでもかんでも物を処分して生産性や効率にばかり目を向けては人生の色彩が失われ薄い人生になってしまいます。

物にも必要な時期と必要ではない時期があります。これからもきちんと見極めて、必要の無い物は必要の無い物として処分して、必要な物は必要な物として所有して、自分なりのミニマリスト生活(最小限の物で生活)を楽しんでいくつもりです。それが僕たち家族が幸福な人生を送るために必要なことだと信じているから。