iPhone12miniが発表。しかしiPhoneSE(第1世代)を買い換えるつもりはない。

2020年10月14日にiPhoneの新シリーズが発表された。毎年9月に発表されるのが通例だったが、今年は新型コロナウイルスの影響で10月になった。新機種は全部で4種類になる。iPhone12、Pro、mini、ProMax。ここではあえて機種の違いについて書くのは控える。もうすでにたくさんのサイトで語り尽くされていることだと思うし、どう考えても僕が書くよりも詳細で有意義な情報はすでにある。ここには僕の個人的で偏った意見しか書かれない。すでにご存知の方も多いかもしれないが、僕は結構変わっている人間である。大体物を最小限にしようとしている人達は、変わっている人達で間違いないと思う。

今回のiPhoneの新作発表会で僕が注目していたのは、なんといっても『iPhone12mini』と名付けられたモデルだ。発表会では「世界最小、最軽量の5G対応のスマートフォン」とアナウンスされている。

もちろん小さなiPhoneは僕にとってとても魅力的なモデルであることに変わりはない。数ヶ月前の僕なら迷わず購入していたかもしれない。

僕は今までiPhone4からはじまり、iPhone5、iPhone6Plusと2年おきの大型アップデートのたびに機種変更してきた。当時は2年間で驚くほどの進化を感じられたし、新機種にはたくさんの魅力的な機能が搭載されていた。

しかし現在では僕は2016年に購入したiPhoneSE(第1世代)を愛用している。バッテリを1度交換し、5年目に突入した。確か当時5万円程度だったと記憶している。容量は16GしかないのでiOSのアップデートなどはMacBook経由ですることにしている。アップデートするために必要な容量が足りないためである。それでも最新のiOSに対応している。バッテリ容量は88%に減っているのだが、自宅でも職場でも車内でも、いつでも充電できる環境を整えたために全く困ることはない。全ての場所にLightningケーブルを常備している。

最新の機種はカメラ性能が向上しているが、すでにiPhoneSE(第1世代)では4K動画に対応し、カメラの性能はじゅうぶんに感じられる。そもそも写真をそこまで撮ることがない。SNSをやめてからは特にカメラの性能を気にすることはなくなった。多少画像が荒くても思い出は色あせない。キラキラした写真ばかりを残しても仕方がない。少々解像度が低くても記録することはできる。他人の「いいね」を必要としていないから言えることかもしれない。

お財布機能もないし、防水機能もないが、特に困ったことはない。水没したこともない。バッテリ交換以外で修理に出したこともない。

最新のiPhoneは確かに性能も高く所有欲を満たしてくれて、幸福を感じることができる買い物になることは否定できない。しかし、2年に1度5万円から10万円もお金をかける必要があるのかと言われると疑問が残る。僕にはそれだけのお金があるのなら、もっと違ったことに使いたいと思う。今時テレビも同じような価格帯で購入できる。テレビなら10年以上使うのではないだろうか。

とは言いながらも、来年にはiPhoneを買い替えてるかもしれない。現在使っているiPhoneSE(第1世代)が壊れた時には、迷いなくiPhone12miniを買うだろう。しかし、Touch IDがついていないのが気になっている。できればiPhone13miniで搭載されて欲しいと望んでいる。本当はイヤホンジャックも欲しいのだけど、それは無理だろうと諦めている。いまだに僕は無線よりも有線を信頼している。遅延もバッテリ切れもない有線のイヤホンが好きなのだ。

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