病院で働くこと。看護師の離職率。こだわり。

今日は5時に起きました。気温は24℃。曇。

こだわりを無くすことは難しい。年をとればとるほど難しい。病院で働いていると、いろいろな人と働く機会があります。

病院で働く看護師の離職率は高い。それはこの業界にいる人ならだれでも知っていることです。

仕事の内容はハードで、給料は日本の平均年収位あるので、少し頑張って貯金すればしばらくの生活費に困ることはありません。

また国家資格であるため、看護師本人が希望すれば日本全国どこでも働くことが出来るという、転職に適した環境もあります。離職率が高いため、給料にこだわらなければ求人を見つけることは難しくありません。

むしろ引く手あまたと言ってもいいかもしれません。たとえば看護師の求人サイトに登録すれば、中古車販売業者と同じように電話がたくさんかかってくるでしょう。

一般のサラリーマンの方々とは少し違った環境といえます。

しかし、採用する病院側にとっては経験者を採用する時に注意も必要になってきます。それは病院の空気に合う人物かどうかです。

免許を持っているだけでも採用したいと思う病院もあることも確かかもしれませんが、病院の空気があわないと現場が大変になります。同じ医療の現場でもその病院によって細かい決まりがあります。

その時に自分はこの注射針しか使わないとか、このピンセットじゃないとだめだという人もいますが「弘法は筆を選ばず」というように何でも使いこなせるようになるべきです。

自分が得意な物はあるでしょうが、あるものでなんとかできるスキルを身につけるべきだと感じます。

もちろん「こだわり」があることが素晴らしいという評価が下されることもありますが、それは極めて一部の人たちのことだと認識することが大切です。

プロ野球選手のイチローのバット。タイガーウッズのパター。ひとつの物事にこだわり頂点を極められる人は一握りです。その他の人たちは残念ながらそこまで努力もしていないことがほとんどです。イチロー選手にしてもタイガーウッズにしても血のにじむ努力があったからこそ今の地位にまで上り詰めました。それを忘れてはいけない。

すこし話がそれましたが、こだわりが強い看護師を採用したおかげで、他の看護師が辞めてしまっては病院にとっては元も子もありません。中途採用で難しいのが、その看護師のこだわりが強すぎることで、今まで働いていた看護師との人間関係が悪化し離職に繋がることが多いです。もちろん看護師の場合は離職してもすぐに就職先は見つかります。

とくに新しい事をなかなか自分に取り込めない人は多いようにみえます。とくに経験を積んで年配になってくると自分の経験が正しかったと認識していて新しいシステムになれようとしない人たちがいます。

そういった人を採用してしまうと病院側としても困ってしまいます。ですので、面接の時に話を聞いてそのあたりを探っていくことになります。

僕が転職した時には、僕の病院で働く経験年数は10年と少しで脂ののった時期に当たりました。しかしこれはメリットでもありデメリットでもあります。しかし僕は自分の年齢が第2次ベビーブームの世代の人たちの10年くらい年下になります。

こだわりをたくさん持っていたとしても、どこの病院に行っても10年以上の先輩が働いていることがほとんどです。面接では暗に色々な病院で働いた経験がありいい部分も悪い部分も見てきて柔軟に働けることをアピールしました。

そして採用が決まれば実際に一生懸命に働いています。こんな話をすると、腹黒いと思われるかもしれませんね。でも実際は腹黒くもなく白くもないです。

いつでも無色透明の何事にもこだわらないようにしているつもりです。