ウルトラライトハイキングとは
限りなく軽量化したギアを使って山歩きすること
限りなく軽量化するにはお金がすごくかかります。
ウルトラライトのギアの世界で100g軽いジャケットを買おうと思ったら10000円以上かかるなんてことも普通にあります。
それだけ軽くて丈夫な高機能な製品を作るのは大変だからです。
しかし、ウルトラライトハイキングの著者の土屋智哉さんも言われるように、「軽さ」だけに注目してはいけません。
ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。
ミニマリストの世界も「物がない」ことにしか目に向けないのではなく、「シンプルさ」や「物事の本質」を理解しようとする気持ちこそミニマリストの核心があると言えます。
前置きが長くなってしまいましたが、ミニマリスト・ウルトラライト思考の僕が選んだ秋の低山登山の持ち物について紹介したいと思います。
- 1 六甲山(932m)登山プラン
- 2 秋の低山登山の持ち物
- 2.1 ポーター『デイパックS』
- 2.2 パタゴニア『ナノパフジャケット』
- 2.3 パタゴニア『フーディニジャケット』
- 2.4 パタゴニア『フーディニパンツ』
- 2.5 スキンズ『G400 ゴルフモデル』
- 2.6 ワコール『CW-Xロングパンツ』
- 2.7 ニューバランス『MRL996』
- 2.8 パタゴニア『バギーズパンツ』
- 2.9 パタゴニア『ショートスリーブ・ナイン・トレイルズ・シャツ』×2
- 2.10 ダイソー『スニーカーソックス』×2
- 2.11 ルナサンダル『ベナード』
- 2.12 ラーケン『クラシック0.6L』
- 2.13 手ぬぐい×2
- 2.14 着替え用インナー
- 2.15 アブラサス『薄いマネークリップ』
- 2.16 iPhoneSE
- 2.17 ビニール袋×2
- 3 まとめ
六甲山(932m)登山プラン
登山の道具を選ぶ前に、しっかりプランを練ることが大切。
登る山の天気はもちろん風の強さや気温にも気をつけましょう。
標高が100m上がれば気温が0.6℃下がる事にも注意しましょう。
標高1000mの山なら海抜0mの地上より6℃下がります。
今回行くコースは芦屋川〜六甲山頂〜有馬温泉の日帰りプラン。
僕は六甲山系に住んでいますので、奥さんと行ったり、子どもを連れて行ったりと何度もこのコースを歩いています。
普段運動をあまりしない一般女性の我が家の妻でも、我が家のサッカー部の小学1年生の長男の足でも、芦屋川から六甲山頂まで3時間で登り、山の反対側の有馬温泉までは下り1時間の合計4時間の初心者向けのコースです。
秋の低山登山の持ち物
ミニマリスト・ウルトラライト思考の僕が選んだ秋の低山登山の持ち物は
- ポーター『デイパックS』
- パタゴニア『ナノパフジャケット』
- パタゴニア『フーディニジャケット』
- パタゴニア『フーディニパンツ』
- スキンズ『G400 ゴルフモデル』
- ワコール『CW-Xロングパンツ』
- ニューバランス『MRL996』
- パタゴニア『バギーズパンツ』
- パタゴニア『ショートスリーブ・ナイン・トレイルズ・シャツ』×2
- ダイソー『スニーカーソックス』×2
- ルナサンダル『ベナード』
- ラーケン『クラシック0.6L』
- 手ぬぐい×2
- 着替え用インナー
- アブラサス『薄いマネークリップ』
- iPhoneSE
- ビニール袋×2
ポーター『デイパックS』
たとえ登山であっても普段使っているバックパックを使って行きます。
ポーター『デイパックS』は容量が7L。
小さいのでパンパンに荷物を詰めても、身体に負担がありません。
ポーター『デイパックS』について詳しくはこちらの記事で書いてます。
ポーターの『タンカーデイパックS』をレビュー。サイズ感や容量、使い勝手は? – PAPASU
パタゴニア『ナノパフジャケット』
重さあたりの暖かさが、僕のクローゼットの中でナンバーワンのパタゴニア『ナノパフ』。
軽いのに暖かい大好きなジャケットです。
風に強く、雨に濡れても暖かさをキープできる優れモノ。
暑くなれば、バックパックの中にいれても、コンパクトになってしかも軽く、邪魔になりません。
パタゴニア『ナノパフジャケット』についてはこちらの記事で。
パタゴニアの『ナノパフジャケット』レビュー。インナーにもアウターにもいい。 – PAPASU
パタゴニア『フーディニジャケット』
登山でも普段の生活でも年間に一番使うのが、パタゴニア『フーディニジャケット』。超軽量のウインドブレーカーで。
胸ポケットに収納すると、めちゃくちゃ小さくなります。
詳しくはこちらの記事で書いてます。
【パタゴニア フーディニジャケット】あのiPhoneSEより軽い最高のジャケット。 – PAPASU
パタゴニア『フーディニパンツ』
パタゴニア『フーディニパンツ』は『フーディニジャケット』同様にめちゃくちゃコンパクトになります。
普段履いているズボンの上から履けば、風を遮り暖かさを逃さないので急に風が強くなったりする登山には最適。
【パタゴニア フーディニパンツ】こんなに小さくなるズボン知らなかった。 – PAPASU
スキンズ『G400 ゴルフモデル』
コンプレッションインナーを選ぶときたくさんの種類の中から選ばないといけません。
色々なスポーツの専用の物が売られていますが、僕がスキンズ『G400 ゴルフモデル』を選んだ理由はズバリ「デザイン」です。
僕が購入しようとした時に、派手な色を使わないシンプルな黒の無地に近いデザインはスキンズ『G400 ゴルフモデル』しかありませんでした。
今は買える中で選ぶならこれが良さそう。
ワコール『CW-Xロングパンツ』
コンプレションインナーの強みは登山中の筋肉を補助してくれるだけでなく、寒さ対策にもなります。
第二の皮膚のように働いてくれますので、特に山に登ることになれていない人にはおすすめです。
ニューバランス『MRL996』
低山登山では普通のスニーカーで必要十分。
ただ山登りはスニーカーが傷だらけになるかも。少し沢登りもあるので、濡れてもガッカリしない傷ついても気にしなくていいスニーカーにしましょう。
値段によって考え方が変わるスニーカーの記事はこちらです。
何が違うの?27000円と8000円のスニーカーを比較。 – PAPASU
パタゴニア『バギーズパンツ』
長ズボンを履く季節になればパタゴニア『バギーズパンツ』を使用しています。
『フーディニパンツ』は小さく薄いので登山用。
『バギーズ パンツ』は温泉後の着替えとして持って行きます。
バックパックの中でぐちゃぐちゃに入れても大丈夫な素材で、洗濯してもすぐに乾くことが登山後の洗濯を楽にしてくれます。
我が家のわんぱくな男児も愛用している『バギーズパンツ 』の記事はこちらです。
男の子のズボンの穴。どうして1日で破れるの?パタゴニアなら大丈夫? – PAPASU
パタゴニア『ショートスリーブ・ナイン・トレイルズ・シャツ』×2
パタゴニアの普段トレイルラン用のTシャツが『ショートスリーブ・ナイン・トレイルズ・シャツ』です。
最近の夏の普段着です。
トレイルラン用なのにスポーツ用に見えない生地感。
夏の間、毎日着ても型崩れなし。
洗濯機で脱水したらすでに乾きはじめている速乾性。
最高のTシャツです。
温泉後の着替え用に1着バックパックの中入れていきます。
ダイソー『スニーカーソックス』×2
4時間歩くだけのコースですので、100円均一のスニーカーソックスで十分。
僕が求めるスニーカーソックスの条件は、
- 黒の無地。
- サイズがぴったりなこと。
- スニーカーを履いた時に全く見えないこと。
- スニーカーの中でズレないこと。
値段は関係ありませんでした。着替え用の予備も持っていきます。
ルナサンダル『ベナード』
温泉後はサンダルに履き替えます。
ルナサンダル『ベナード』は流行りのクロックスのような履き心地はありませんが、地面をダイレクトに感じ、バックパックに入れても邪魔にならない薄さが最高。
秋の有馬温泉には寒いかもしれませんが、スニーカーはドロドロになっている可能性があるのでサンダルを選びました。
ラーケン『クラシック0.6L』
次男が保育園に以前持って行っていた水筒を持っていきます。
やんちゃな男の子なので水筒もボコボコ。
傷の数だけ思い出があります。
夏には容量が足りませんが、この時期僕には容量0.6Lあれば水分は足りるでしょう。
手ぬぐい×2
ミニマリスト御用達の手ぬぐいを2枚は温泉用に。
軽くて薄い手ぬぐいは、絞りながら身体を拭けば風呂上がりのバスタオルの代わりになります。
もちろんバスタオルの方が気持ちよさは数倍ですが、持ち運びや使用後の洗濯を考えたら手ぬぐいは最強です。
手ぬぐいについてはこの記事で詳しく書いています。
「手ぬぐい」って使える?本当にタオルの代わりになるの? – PAPASU
着替え用インナー
書くか迷いましたが、バックパックに入れているので書いておきます。
忘れたくないNo1かも。
着替え用のインナーは出来るだけコンパクトな黒の無地を選んで買ってます。
股上浅めのスポーツ・アウトドア用が普段使いにもオススメです。
アブラサス『薄いマネークリップ』
財布も持っていきます。
山の茶店は現金しか使えませんので注意が必要。
今回は電車で阪急芦屋川に行き、有馬温泉でランチもする予定なので現金とカードを持っていきます。
アブラサス『薄いマネークリップ』についてはこちらの記事で詳しく書いてます。
アブラサス『薄いマネークリップ』レビュー。支払いも家計もスマートにする方法。 – PAPASU
iPhoneSE
もしもの連絡や登山用マップアプリが入ったスマホは必需品。
初めていく登山道などはアプリを利用することをおすすめします。
なぜかアップルは小さなスマホから手を引いたようで寂しいです。
まだしばらく小さなiPhoneSEのまま使い続けます。
最新でもなく防水機能もお財布携帯機能もない『iPhone SE』を使い続ける理由はこちらの記事に書いています。
『iPhoneSE』最新でも防水でもお財布機能もないが、最高であり続ける理由。 – PAPASU
ビニール袋×2
急な雨やお風呂上がりの湿った手ぬぐいや着替えなど入れるのに最強はコンビニ袋のような普通のビニール袋です。
超軽量で水からも守ってくれるコストパフォーマンス最高の道具です。
まとめ
ミニマリスト・ウルトラライト思考の僕の秋の日帰り温泉プランの低山登山の持ち物を紹介しました。
書いてて「たくさんの物があるなぁ」と思いましたが、これが僕の道具たちです。
この記事を見れば忘れ物なく行けるはず。
さぁ出かけよう!!