40歳をすぎたら自分の顔に責任をもたなくてはならない。
エイブラハム・リンカーン
僕は今年35歳になりました。
リンカーンの言葉は人間40年間も生きてきたら、その人柄が顔に出るという有名な名言です。
「あと○年しかない」「もう40歳すぎている」と慌てた人。安心してください。
リンカーンが大統領をしていたのは約150年前ですので、平均寿命が40歳や50歳。現代の社会情勢など考えると75歳くらいでしょうか。
僕は仕事柄、同年代の方はもちろん年配の方とも話す機会がたくさんあります。そして、年配のおじいいちゃん、おばあちゃんと話すのが大好きです。
当時95歳のおじいちゃんが戦争後に「横須賀の飛行場でマッカーサーが飛行機から降りてきたのを見たよ。」など思わぬ貴重な話に出会うこともあります。
そして、たくさんの年配の方と接していると、1人1人の人生経験が顔に現れるのはとてもよくわかります。
スタジオジブリと老人
僕は子どもの時から『スタジオジブリ』が大好きです。
『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など僕が言うまでもなく名作ぞろいです。
スタジオジブリのアニメの中で印象的な登場人物におばあちゃんがいます。
優しい顔のおばあちゃんもいれば怖い顔のおばあちゃんなど、顔を見ただけでわかりますよね。
アニメだと、たまにいい人だと思っていた人が角を曲がると急に極悪人顔になることもありますが、基本的に人柄が顔にでています。
- 普段から笑っている人は優しい顔に。
- いつも不機嫌に怒っている人は怖い顔に。
鏡を見ること
実は自分の顔を見ることはとても大切なことです。
心理学の面からもメンタリストのDaigoさんも、勉強中の机に鏡を置くことを推奨されています。鏡に映った自分を見ると集中力が増すのです。
また鏡は自分を客観的に見られます。
ダンススタジオのように大きな鏡の前で自分の子どものことを怒っている姿を想像すればわかると思います。
鏡に映った自分と子ども。
おびえている子どもと怒っている自分の顔をみて「なんてひどい顔をしているのだろう。」と怒るのをやめるはずです。
僕が年配の老人とよく話すのが好きだとは先ほど言いました。
大きな病気を経験するとスタッフにひどく攻撃的な対応をして怖い顔をする方もいます。逆に急にすごく優しくなり顔も穏やかになる人もいます。
人間の顔はその人の今の感情を表しているとも言えます。
まとめ
人生においていつでもやり直しはきくと思います。ですが、早ければ早い方がいいでしょう。
僕はいつも笑顔で暮らし、おじいちゃんになった時に家族や友人が僕と話したいと思われるようになりたい。
リンカーンは当時僕に会えば、僕のことを大臣に任命するでしょうか。
するわけないですね。笑
あなたは、どんな毎日を積み重ねた人生を送り、どんなおばあちゃんになりたいですか?