効率と非効率の間。

今日は4時に起きました。気温は10℃。小雨。ここ最近ではかなり暖かい朝。コーヒーが冷めない。

ほぼ毎朝、書斎でアルコールストーブを使用して最小限のお湯を沸かし、1杯分の豆をゴリゴリ擦ってコーヒーを入れます。シングルのチタンマグを使用しているので、冷めやすいのが難点。しかし美味しい。アルコールストーブの利点はほとんど音がないこと。真夜中の静まりかえった室内でもほとんど音は聞こえません。

2杯目以降は残ったお湯をそのままマグカップに注いで飲みます。カフェインの取りすぎと、マグカップや口腔内のコーヒーの着色を防ぐ目的。

山の中で淹れたてのコーヒーを飲んだ経験はありますが、山の上で火を使うことになんとなく抵抗があってそこまでのめり込むことはありませんでした。しかし、キャンプなどでは毎朝焚き火をして火を起こすので、たっぷりのお湯を沸かしてコーヒーを飲みます。

以前はインスタントコーヒーにしていましたが、子ども達がだんだんと手を離れてきて、コーヒーを淹れる余裕ができるようになってきました。これからどんどん自分の時間が増えてくるのかな。

やりたいことをたくさんストックしているので、子ども達が巣立ったあとの人生も楽しみですが、ここまで濃密な時間は今後ないのかもしれないなと感じます。

独身時代に好きなことをしていた時間。結婚し父となり、自分の時間を削って子ども達に注いだ時間。思い出深いのはやはり子どもに使った時間。少し無理をして海外に行ったこと(時差ぼけがこんなに辛いとは思わなかった)。

苦労して時間をかけたからこそ心に刻まれる出来事になります。大きな高い山があり、山頂から見える景色も、自分の足で1歩1歩歩いていくのと、ヘリコプターに乗って山頂に飛んで行って見るのでは、感動の度合いが全く異なることは誰にでも理解していただけると思います。

ミニマリストはなんでも効率的にものを考えて、持ち物を減らして行動していると思われます。しかし普段、効率的に行動しているからこそ、非効率の価値や素晴らしさを知り、自分の足で山に登ったり、自分でコーヒーを淹れたり、仮想世界ではなく世界に旅行に出かけたりしています。

もちろん全て効率をよくして生産的に生きるといミニマリストの方もたくさんいると思います。そのような人々にとったら、僕は子どもが3人もいて犬も飼っていて非効率だと考える人もいるでしょう。そんな生活はミニマリストではないという意見もあります。

でもそれでいいのです。僕たちは誰もが同じ人間ではありません。何億人の人が集まっても誰も同じではない。そして同じではないからこそ、僕はこうして文章を書くことで僕以外の違う誰かが読んでくれる。そういう稀有な状況が生まれます。

僕は1歩1歩人生を噛み締めて歩んでいくつもりです。

最新情報をチェックしよう!