今日の夕飯何にしよう?
毎日、毎日、頭の中で繰り返されるこの質問。
子どもたちや旦那に「今日何食べたい?」って聞いても、返ってくるのは同じ答えばっかり。
毎日うんざりしていませんか?
職場で同僚に「昨日の夜、何食べた??」なんて聞いてみたり、「スーパーに寄って特価を見てから決めよう」など、色々な考え方があると思います。
毎日の夕飯のメニューを決定することは、知らず知らずのうちに大きなストレスに。イライラすると些細なことで叱ったり喧嘩したりしてしまうことも。
毎日の夕飯のメニューが決まらないあなたへ、ストレスを軽くする方法を紹介します。
考え方を変える
あなたは先月の最初の週の夕飯のメニュー全部言えますか?
今までこの質問をして答えられた人は誰もいません。
毎日毎日必死になって考えているはずの夕飯のメニューですが、実はあなたにとって特に重要だと認識せずに記憶から抜け落ちていきます。
毎日、毎日、完璧な夕飯を作らなくては思わなくても大丈夫です。
家族も1週間のメニューを誰も言えません。
食事には2種類あって
- 楽しむための食事
- 生きるための食事
です。
夕飯のメニューを考える時ほとんどの人が『楽しむための食事』をするメニューを毎日考えます。
しかし『生きるため』に必要なエネルギーは、現在の豊かな日本では簡単に手に入ります。
数日間同じメニューでも『生きるため』の栄養は十分です。
毎日、ご馳走を作って『楽しむ食事』をする必要がないことを認識することが大切です。
極端にいえば生きるためには毎日カレーでもいいのです。
妻が3日間入院した時の夕飯は、
カレー、カレー、シチューでした。
さらに、毎日の夕飯を楽しみすぎると健康リスクが存在することも知っておかなくてはいけません。
生活習慣病の予防
世界の死亡や医療負担の要因となる疾患の上位
(1) 高血圧(12.8%)、(2) 喫煙(8.7%)、(3) 高血糖(5.8%)、(4) 運動不足(5.5%)、(5) 過体重・肥満(4.8%)、(6) 高コレステロール(4.5%)
GLOBAL HEALTH RISKS(WHO、2009年)
WHOの調査によると、世界の死亡や医療負担の要因となる疾患の上位は、(1) 高血圧(12.8%)、(2) 喫煙(8.7%)、(3) 高血糖(5.8%)、(4) 運動不足(5.5%)、(5) 過体重・肥満(4.8%)、(6) 高コレステロール(4.5%)となっている。
日本に限定しても生活習慣病が問題になっており、厚生労働省の2017年「国民健康・栄養調査」によると、男性の18.1%、女性の10.5%が「糖尿病」が強く疑われることが報告されている。前年度に比べ、男性で1.8ポイント、女性で1.2ポイント増えています。
僕たちは食事を楽しみすぎています。
夕食後に楽しむ
昨日と同じ夕食のメニューでも生活を豊かにする方法があります。
それは、夕食後の時間を楽しむこと。
昨日と同じメニューなら、温めるだけで夕食の準備は終わります。
買いにいく手間もないので、お惣菜を買って内食よりも時間がかからず用意ができます。
さらにワンプレートの食事にすれば、後片付けも簡単。
18時には夕食や家事を終えて子どもと宿題をしたり、一緒に本を読んだりできます。
でも食事も楽しみたい!!という方には週末に楽しむことをおすすめします。
我が家の週末のパパレストラン
毎日、ご馳走じゃなくとも普通の夕食を食べていても健康リスクがあることは先ほど書きましたが、「やっぱり食事は楽しみたい!!」と言う方には週末にめいいっぱい楽しむことがおすすめ。
我が家の場合、平日に食事の準備ができない代わりに、週末は僕が作ることが多いです。
我が家では『パパレストラン』といって、子どもたちも楽しみにしてくれています。
『パパレストラン』はめいいっぱい楽しむための食事です。
新鮮なお肉や魚を塩だけで味付けして七輪で焼いたり、ピザを焼いたりして、家族みんなでパーティします。
僕はクラッカーとチーズとワインがあれば幸せ。
まとめ
僕は毎日同じメニューでも幸せです。
毎日と言うと語弊がありますが、昨日と同じメニューで大丈夫です。
大切なことは出来るだけ幸せな毎日を過ごすこと。
夕食のメニューを決めることのストレスは意外と大きいのに記憶には残りにくいもの。
平日の『生きるための食事』。週末に『楽しむための食事』とメリハリをつけると、子どもたちの思い出にも残りやすくなります。
今日は多めに作って明日も同じメニューにして頭をスッキリしてみませんか?
P.S. 平日は一汁一菜でいいのかも知れませんね。