子どもが3人生まれて子育てに追われる毎日の中で、僕にとってゆとりある生活を象徴するのがコーヒー。
手で挽いたコーヒーをいれ、グリルでカリカリ焼いたトーストにバターを塗って食べる。
子どもたちには、これまたカリカリに焼いたベーコンに玉子を添えて。
これが僕の理想の朝。
まだまだ小さい子どもたちがいると、早朝に寝ている横でガリガリするわけにもいかず、また忙しい毎日でコーヒーはインスタントが多くなってしまった。
そんな時に、毎年恒例のミニマリスト富士山キャンプでご一緒したミニマム&イズムの佐々木典士さんからお土産にコーヒーをいただいた。
しばらく忘れていたコーヒーの道具たちを引っ張り出してきた。
ザッセンハウスの『ブラジリア』
久しぶりにコーヒーミルを出してきた。
ミルはコーヒー好きの妻のために買った150年以上の歴史を持つザッセンハウスの『ブラジリア』。
ドイツの伝統工芸品としてドイツ車ベンツよりも長い歴史を誇るコーヒーミル。
ガリガリと硬いコーヒー豆を挽くには結構チカラが入る。
生半可なコーヒーミルなら何年か使用していくと刃や軸がダメになることが多いそう。
ザッセンハウスの『ブラジリア』の刃は硬質特殊鋼製です。
切れ味が鋭く、軸もブレにくいため均一にコーヒーを挽くことができます。
何年たってもガリガリとコーヒーの香りが優しく包みこんでくるコーヒーミルです。
MUNIEQ の『Tetra Drip 01S』
クラウドファウディングで170万円ほど集めて製品化された、ミニマムなデザインのステンレス製の折りたたみ式のドリッパー、MUNIEQ の『Tetra Drip 01S』を組み立てる。
重量はたったの約25g。
3枚のパーツで構成。
3枚重ねてiPhoneSEと比較。
直径40~95mmのカップ・容器に載置可能。
カップ1.5杯分のコーヒーが抽出可能。
僕は妻の分と2杯分。だいたい20g弱で約280ccくらいを目安に淹れます。
家だけでなく、旅行やアウトドアに持って行きたくなるドリッパー。
スノーピークの『シングルチタンマグ450』
ゆっくりと沸かしたお湯で丁寧に入れる。
そんな時スノーピークの『シングルチタンマグ450』がちょうどいい。
アウトドアでクッカーとしても使用するので、今では側面や底にチタンブルーの紋章が自分のオリジナルの道具として刻まれています。
熱で歪みも出てきましたが、ずっと使い続けるであろうマグ。
2杯分のコーヒーを淹れたら妻のカップに注ぎます。
まとめ
久しぶりに淹れたコーヒーはちょっと濃くなったけど、美味しい。
普段自宅では水しか飲まない生活をしていました。洗い物の時間など最小限にするために。
心の中にゆとりがないとコーヒーを淹れる楽しみを味わうことができないことに気づきました。
機械に油をさすように心と身体のメンテナンスのために、コーヒーを淹れて子どもたちと一緒にカリカリに焼いたベーコンと玉子を添えた幸せモーニング再開しようと思います。