マンガ「バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」を買いました。
マンガなので、子どもにお金の教育をはじめてみるのにぴったりでした。
そこで貧乏な主人公のバンシルが大富豪アルガドに「黄金を増やす七つの道具」を教わります。それは
- 収入の1/10を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- 良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
僕が実際にしていることや経験してきたことが多く書かれていましたので紹介します。
収入の1/10を貯金せよ
「毎月収入の1/10を貯金せよ」という話をすると、とても無理だと感じるかもしれません。しかし、毎月決まった収入が入ってくるのなら話は簡単。
僕も妻もサラリーマンですので、多少の増減はあったとしても、だいたい毎月の決まった金額が口座に振り込まれます。
毎月自動的に「iDeco」に23,000円と「つみたてNISA」に33,333円が振り込まれるように設定しています。
夫婦で112,666円を毎月投資していることになります。収入の10%以上の額を貯蓄していることになりますが、いちおう不自由なく生活しています。
収入が最初から10%ないものと認識することが大切。
そのまま貯蓄しても
生活水準はまったく変化がありませんでした。
年間で考えてみるといいかもしれませんが、たとえば平均年収が400万円だとすれば、手取り収入は約240万円。毎月約20万円(※ボーナスは考慮していません)。
年間240万円で生活していることになります。そのうちの10%は貯蓄にまわすので、24万円を貯蓄することにします。月々2万円ですね。
240万円から24万円を引くと、216万円が手取り収入となります。
年間240万円で生活していたのを216万円で生活して24万円を貯蓄することだと考えれば、少しは楽に考えられて、簡単に思えてくるのではないでしょうか?
欲望に優先をつけよ
手取り収入を計算しそのうちの10%を貯蓄にまわすことを決めたなら、自分の欲望に優先順位をつけることを覚えましょう。
僕たち人間の欲望はとどまることをしりません。学生のころにそれまで乗っていた自転車を降りて、小さな軽自動車で女の子とデートしました。これ以上の幸せはないと感じていましたが、今ではどんどん新しい自動車に目がくらむ人も少なくありません。
今持っている物よりもいい物を見ればそれが欲しくなって自分が今まで満足していたはずの小さな軽自動車がみすぼらしく感じてしまった経験があるはず。
しかし、新しい車を買ったとしても最初は喜びも最高潮ですが、1回目、2回目とその新しい車を運転するたびに喜びは半減していきます。
想像してみてください、
もしその友人がプライベートジェットを持っていたいとしたら?
とたんに自分の新しい自動車がみすぼらしく感じる事でしょう。
もちろん知り合いがランボルギーニに乗っていようが自分の車が1番だと思える人もいると思います。そんなあなたはすでに自分の欲望に対してきちんと優先順位つけられる人なのでしょう。
貯えた金に働かせよ
現在(2020年)の日本ではメガバンクといわれる銀行にお金を預けていても、0.001%と超低金利(普通預金)。これは100万円預けても1年で10円にしかなりません。
もちろんこれも「貯えた金に働かせよ」の言葉どおりともいえますが、あまりにも効率が悪い。
僕は先ほども書いたように「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」という国が推奨している制度を使って資産運用しています。両方とも2018年からはじめました。
先日「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の取引状況のお知らせが届きましたので紹介。
僕の「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の評価損益は、プラス48,621円。ちなみに手数料が6,164円でした。
21ヶ月間毎月23,000円を3つの投資信託に投資
年金資産評価額 | − | 運用金額 | = | 評価損益 |
525,457円 | 476,836円 | 48,621円 |
運用金額の内訳
掛金額(定時拠出) | + | 受換金額 | − | 給付金額・移換金額 | − | 手数料 |
483,000円 (23,000円×21ヶ月) |
0円 | 0円 | 6,164円 |
もちろんこれは今の経済状況が上向いているからの結果にすぎません。マイナス評価に変わる時もありました。しかし不況の時でも気にせずに毎月23,000円を掛け続けました。
なぜなら「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の場合は節税効果が高く、掛金が「全額所得控除」になるため80,000円程度年末調整で戻ってくるからです。
こちらは年末調整で戻ってきませんが、今のところ利益が出ているので気にしていません。
危険や天敵から金を堅守せよ
お金があるところにはいつでも狙われています。僕は21歳になった時に資格とって病院で働きました。
病院で働いている人は銀行にとって信用力が高いと言われていて、賃貸を借りるのもスムーズでしたし、クレジットカードの審査もすぐに通りました。
するとたくさんの魅力的な話や魅力的な投資話が向こうからやってきました。
僕が受けた話だけでも
- 化粧品の定期購読、販売(いわゆる脱法ねずみこう)
- スキューバーダイビングのローン(約100万円)
- マンション投資(約2000万円)
などありました。これら全ては僕のこれから稼ぐであろうお金を目的として話をされていることに気がつきました。
全ては相手がお金を稼ぐために僕(僕の給料)を誘惑していたのです。
本当簡単な儲け話はやってきません。必ずこっそり行われます。誰も親切で儲け話持ってきません。自分の利益になるからこそ、つまり化粧品の販売なら僕が購入することで、紹介者にいくらかのお金がはいったり、マンション投資も仲介手数料が目的ということです。1度買ったらそのあとのことは知りません。
今すぐに稼げる方法というものはほとんどありません。宝くじを買っても1億円は当たる確率はほとんどありません。しかし、毎月コツコツと10年20年30年と残るであろう会社に投資することで1億円を稼ぐことは可能でしょう。
良きところに住め
「良きところに住め」とは必ずしも高級なタワーマンションに住みなさいということではありません。
家族みんなが安心して眠れる場所に住みましょう。
大きすぎても小さすぎてもいけません。
僕は家族のために往復3時間かけて通勤していました。子どもの教育環境の良いところに引越しをしたからです。小学校が近く、近所に病院が何件かあって、美味しい食堂があって、カフェもあります。
今は転職したので、通勤は自転車で往復1時間になりました。
これから引越しをする時にもよく考えましょう。
今日から未来の生活に備えよ
僕たち人間は幼い頃から自分が死ぬということを知っている唯一の動物です。
今日から自分の将来を見据えてできることからはじめてみましょう。難しく考える必要はありません。「収入の1/10を貯金せよ」などお金に関することも未来の生活への備え。それ以外で僕がしていることはとっても簡単。
- 食べすぎない
- 定期的な運動
これだけです。
「食べすぎは万病の元」ちょっとくらい空腹の方が仕事が捗ります。お腹いっぱい食べた後で眠くなった経験は誰にでもあるはず。食べた物を消化することも体力を使います。
また定期的な運動が健康に大切なことは周知の事実。
世界の死亡・医療費負担の要因(2004)で高血圧、喫煙、高血糖についで第4位に運動不足が入っています。第5位は過体重・肥満。
※GLOBAL HEALTH RISKS(WHO、2009年)より
自分こそを最大の資本にせよ
漫画バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」では大富豪であるアルカドが講義をします。
「黄金を増やす七つの道具」の講義を聞いてきました。順番にみてみると、
- 収入の1/10を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- 良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
そして最後に自分の立っている場所と講義を聞いている人々と何が違うのか問いました。
そこでこの物語の主人公であるバンシルは気づきました。それは「動いた者とそうでない者」。
欲望に優先順位なんてつけられない。
そんなふうに言っていたら何も変わりません。まず自分で考えて実行にうつす。それこそが「黄金を増やす七つの道具」でもっとも大切な7つ目「自分こそが最大の資本にせよ」
知識として知っているだけでは意味がありません。実行することに意味があります。
今すぐはじめよう。
まとめ
マンガ「バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」を購入したので、主人公バンシルが大富豪にアルカドに教わった「黄金を増やす七つの道具」を紹介しました。
実はこの講義までのマンガはKindleで無料お試し版で読めます。
続きが気になるかたは買って読んでみてもいいでしょうが、資産運用の本質を理解するには無料お試し版でじゅうぶんかもしれません。
僕は子どもに読んで勉強してほしいために紙のマンガ本を書いました。
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